トマトの花が咲いています。
トマトの花なんて菜園を始めるまで見たことがなかったが、黄色なんですね。今植えている物で黄色の花は、キュウリ、ゴーヤ、スイカ、カボチャ、トマト。黄色い花が多い気がするが、花き研究所によれば、『日本に自生している野生植物で最も多い花色は白色と黄色で、それぞれ約3割を占め、次いで青、青紫、赤紫が約2割を占めます』とのことだ。野生植物と栽培植物では多少違いがあるだろうが、元々黄色の花が多いのだから、菜園の中でも多数派で不思議はない。黄色の花にはどんな利点があるのだろうか。
花は小さくて繊細。
…と思っていたら、開に従ってこんな形になっていくのですね。クランベリーの花に形がよく似ています。全然系統の違う植物なのに、花の形が似ているというのも面白い。花色の話ではないが、何かこの形にすると利点でもあるのだろうか。
蕾はさえない形。痩せた米粒のよう。
茎には産毛がたくさん生えている。空気中の水分や養分をそこから吸収する(ホントか?)ために生えているそうな。原産地のアンデス高原の厳しい気候において、生き延びるための進化だったのだろう。賢いではないか。かわいいではないか。
ところで、トマト栽培をする上で避けて通れないのが、これ、脇芽です。物の本によると、通風と日当たりを良くし大きな実をつけるためには、脇芽を取り去るのが必須であるらしい。それも天気のいい日の午前中の早いうちにしなければならないらしい。
天気と時間指定なんて、なんというわがままお嬢様ぶりだ!
ま、その理由は、傷口が早く乾燥して病気にならないためらしいが。そんな噂を聞いて、脇芽を取りたくてうずうず(?)していたのだが、なぜかうちのトマトには脇芽が生えてこない。今日やっと脇芽を発見し、折り取る。これでやっとトマト栽培の通過儀礼を済ませた気になる。……が、よく見てみると、脇芽らしきものが成長して、今や主幹に肩を並べるくらいになっている。これを折り取るわけにはいかないだろう。
今日の格言『出る脇芽は取られる 出すぎた脇芽は取られない』…なのか??
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