タカノツメの花が開花。小さな白い花。
この清楚な花を見ていると、タカノツメの辛さは想像できない。だいいち、繁殖という面を考えてみれば、実は辛くない方が得のはず。動物に食べられる→糞と一緒に種が落下→そこで発芽、というように生育場所を広げていくのが、一つの方法だろう。誰がわざわざ辛い実を食べるものか。それとも、唐辛子の祖先は、『俺ぁ、辛党にターゲットを絞って、ニッチな世界で生きていくぜ』と決めたのだろうか。今日これだけ世界中に伝播していることを考えると、その祖先のもくろみは、あながち間違っていたわけではないようだ。
そんな意味もない妄想をしながらタカノツメを眺めていると、枝の付け根にクモを発見。辛党のクモなんでしょうか。
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